西川流

メニュー

十世宗家ごあいさつ

皆様こんにちは。
日本文化の結晶である着物を着て、色々の出来事を手足を動かし表現し、
そして一つの物語を踊るという日本人そのものの姿が日本舞踊という物です。
小さい時から体を動かし、又頭を使って憶えて日本舞踊を会得して
平和を愛する文化国家日本を世界にアピールしようではありませんか。
勿論健康にもとても良い日本舞踊を、私共の伝統ある西川流にて習ってみませんか?

私の息子の五代目 西川箕乃助、娘の西川祐子
共々日本舞踊に興味のある方をお待ちしております。
見学、体験等も随時行っておりますので、どうぞ御気楽に御連絡下さい。 

西川扇藏

西川扇蔵

プロフィール

西川扇藏

昭和3年6月22日、東京市下谷区(現台東区)生まれ。昭和8年に初舞台を踏み、七歳で十世西川扇藏を襲名し、宗家を継承する。その後、一門の支えのもとで西川流の伝統技法の習得に務め、その表現力に磨きをかけた。古典作品の的確な表現に加えて、新作の振り付けやその上演でも実力を示し、その舞台成果は、平成11年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定をはじめ、数々の賞を受賞し、高く評価されている。

主な役職

公益財団法人 日本舞踊振興財団 名誉会長

公益社団法人 日本舞踊協会 名誉顧問

年表

                           
1928年 昭和3年 東京生まれ
1936年 昭和11年 日本舞踊西川流十世宗家を襲名
1955年 昭和30年 社団法人日本舞踊協会理事
1976年 昭和51年 全日本舞踊連合理事
1976年 昭和51年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1977年 昭和52年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1979年 昭和54年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1980年 昭和55年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1984年 昭和59年 花柳壽應賞(社団法人日本舞踊協会選定)受賞
1985年 昭和60年 芸術選奨文部大臣賞受賞
1989年 平成元年 紫綬褒章受章
1989年 平成元年 舞踊芸術賞(東京新聞社制定)受賞
1990年 平成2年 公益財団法人日本舞踊振興財団を設立 理事長に就任
1991年 平成3年 日本芸術院賞受賞
1993年 平成5年 流祖三百年祭「西川会」を歌舞伎座にて主催
1999年 平成11年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
2000年 平成12年 新宿区名誉区民に認定
2009年 平成21年 旭日小綬章受章
2021年 令和3年文化功労者顕彰

西川流について

日本舞踊は主に大きく五大流派に分けられますが、その内の一つに西川流は数えられています。中でも最も古い流派の一つであり、初代生誕から三百余年の歴史を有しています。

歴代の扇藏は、江戸三座の櫓付振付師としてその名を轟かせました。特に二代目は「関の扉」「戻駕」など天明期の有名な古典舞踊の名作を次々と振付をし、今日に数多くの作品を伝承しています。四代目は「勧進帳」他を、五代目は「乗合船」等の振付を行い、門弟にも優れた人材を数多く輩出しました。

その後世間の栄枯盛衰の例に漏れず、徐々に一時の勢力は衰えてしまいましたが、現十代目宗家が再興し、五大流派の名に恥じない現在の隆盛へと導きました。