西川流

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西川流について

日本舞踊は主に大きく五大流派に分けられますが、その内の一つに西川流は数えられています。中でも最も古い流派の一つであり、初代生誕から三百余年の歴史を有しています。

歴代の扇藏は、江戸三座の櫓付振付師としてその名を轟かせました。特に二代目は「関の扉」「戻駕」など天明期の有名な古典舞踊の名作を次々と振付をし、今日に数多くの作品を伝承しています。四代目は「勧進帳」他を、五代目は「乗合船」等の振付を行い、門弟にも優れた人材を数多く輩出しました。

その後世間の栄枯盛衰の例に漏れず、徐々に一時の勢力は衰えてしまいましたが、現十代目宗家が再興し、五大流派の名に恥じない現在の隆盛へと導きました。